思い出のスコーンをお下げさせていただきました♪

昨日の平戸教会におかれます秋季霊祭には、多くの方々が参拝されました。
霊祭は、亡くなられた御霊さまのお祭りです。
ご祭典では、お一人お一人の御霊さまのお名前を読み上げ、”お呼び出し”をさせていただきました。目の前にご家族の方がいらっしゃり、御霊さまもホッとご安心されたことと有り難く思わされます。
ご祭典には、前日にスコーンを焼いて、神様にお供えさせていただき、お結界でお参りされたお一人お一人にお下げさせていただきました。
実はこのスコーンは、私の思い出のスコーンなのです(o^^o)
それはもう20年以上前のこと。
当時大学生だった私は、このスコーンを度々焼いては、徒歩三分のところにある尼崎教会にお参りしておりました。そしてお結界に進み、不安な気持ち、恥ずかしい気持ちを抱えながらも、えい!っという気持ちでスコーンを差し出しておりました。
初めてスコーンをお供えさせて頂いた日のことを今でも覚えております。
『こんなつたない手作りのお菓子、神様も親先生も迷惑じゃないだろうか・・・』
そんな不安がつきまとい、お供えするまで何度も躊躇いたしました。
でも私の取り柄はお菓子作りしかなくって、お菓子を焼くのが大好きだったから、どうしてもお供えしたくて、何より親先生に見ていただきたくって、勇気を振り絞りました。
「親先生、あのこれ、手作りなんですけど・・・お供えしていただけますか?」
すると親先生は、満面の笑顔でスコーンをご覧くださり、とてもとても喜んでくださいました。
「わあ~!佳世さん作ったん?すごいなあ・・・美味しそうやなあ・・・大切にお供えさせていただくねえ」
それはもう、とっても大切なものを扱うように、神様にお供えくださいました。親先生の優しい笑顔、お姿、なんだか嬉しくて嬉しくてたまりませんでした。
『勇気を出してよかった・・・』
尼崎教会から帰宅する足取りが軽やかで、親先生の笑顔が目に浮かび、周りの景色がキラキラと輝いて見えました。それは、自分のことが少し好きになった日でした。
『どう思われるだろうか・・・迷惑じゃないだろうか・・・』
勇気を出し、不安を乗り越えた先には、格別の喜びが待っています。その不安を乗り越えた人だけが見れる、とっておきの景色があるのです。私はそれを楽しみに、どんなに不安でも、どんなに怖くっても、えい!という気持ちで、お参りして親先生にお届けをさせていただいて、自分をさらけ出させていただいております。
昨日の秋季霊祭には、初参拝の方もいらっしゃいました。そしてお結界に進まれお取次を頂かれました。
「友人に誘われて・・・チラシに、”どなたでもご自由にお参りください”って書かれてあったのでお参りしてみました」
少し不安な表情で笑ってくださったこの方もまた、勇気を出されて参拝されたのだなあと、目頭が熱くなりました。
11/3(日)は、いよいよご大祭ですね!
どうぞ、どなた様もご参拝ください。
またみなさんにお広前で会える日を楽しみにしながら、一日一日、神様の御用に、お使いいただきたいと思います(^_-)-☆