ポエム

役に立ちそうもない、名もなき「雑草」

hosokawa

梅雨の合間の晴れ日が続いています。
雨水を待ち浴びる植物たちは、炎天下にどうしているでしょう。

葉っぱを縮れさせ、身をかがめております(^^)
「水分の蒸発を抑えるため」と理科では教わりますね。

ただね、私の見立てでは、それだけではない(^^)
大きな植物が身をかがめると、今まで見えなかった光景が見えてきます。

身をかがめた植物の陰になりながら、地面スレスレで目一杯葉っぱを広げている小さな植物たちの姿。「俺の出番だ!」とばかりに、輝いているのが見えます。

植物は、協力して生きております。お互いがお互いを思いやり、愛し合い、育て合いをしております。

その素直さ、純真さ、献身の心。
植物様に教えていただき、私もどうぞそのようにならせていただきたいと心から願うのでした。

「私はなぜ生きているのだろう」
「この子はなぜ生きているのだろう」

悩みに悩んで途方にくれているあなたは今。
どんなメガネをかけて、物事を見ていますか?
どんなに環境を変えようと、どんなにお金があっても、どんなに憂さ晴らしをしたとしても、メガネを変えなければ、見たいものは見えてきません。

役に立ちそうもない、名もなき「雑草」が、この天地を支えていることに、気がついていないのです。

ひろのぶ先生

ABOUT ME
ひろのぶ先生
ひろのぶ先生
長い間、実家である平戸教会から離れ、福岡の中心街で広告代理店を経営し順調に業績をあげていたが、数年後あっという間に倒産に追い込まれる。燃え尽き症候群、社会不安性障害に苦しみ、死んだように生きていた。 そんな中、恩師によって助けられ、生きづらさの根底にあった幼少期から受けてきた家庭内暴力に向き合う中で一筋の光を見出す。 自分が命を助けられたお取次によって、人を助けたいと神様に願う日々を送っている。 現在、「死にたい」と泣いている方のお話を、日々聴かせていただいております。
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