日常

中瀬草原で、歩くお稽古

hosokawa

歩くお稽古。
よいしょ!よいしょ!
かわいいですね。

何度もこける。
こけると、手を貸したくなる。
「これでいいのか?」
うずうずする。
じっと耐える私。

そんなとき、ふと頭をよぎる風景があります。

暴力をふるえばふるほど、怒鳴り声と共に、存在感がなくなっていった父と。
いつも被害者で嘘つきな母と。
夫婦喧嘩は日常茶飯事。
家出するかしないか。
子どもはどっちについていくか、ついていかないか。
決断を迫られます。
呼吸もできないほどに息苦しい家でした。

「君は大丈夫か?」
と、いつも自問自答をしています。

「大丈夫なわけない」
のです。

油断がならない自分を一生をかけて、見つめていきます。
大切な人を大切にできるように。
誰しもが、重い重い問題を抱え、生きていていきます。

ひろのぶ先生

ABOUT ME
ひろのぶ先生
ひろのぶ先生
長い間、実家である平戸教会から離れ、福岡の中心街で広告代理店を経営し順調に業績をあげていたが、数年後あっという間に倒産に追い込まれる。燃え尽き症候群、社会不安性障害に苦しみ、死んだように生きていた。 そんな中、恩師によって助けられ、生きづらさの根底にあった幼少期から受けてきた家庭内暴力に向き合う中で一筋の光を見出す。 自分が命を助けられたお取次によって、人を助けたいと神様に願う日々を送っている。 現在、「死にたい」と泣いている方のお話を、日々聴かせていただいております。
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