少年との出会い
hosokawa
ひろのぶ先生のいのちの相談
ふと、バス停を一つ前で降りてみました。
見慣れない風景に、なんだか心が躍る。
道の端に桑の木。
あ、テンションが上がる。
ビワの分厚い葉っぱとは、つい握手してしまう。
落ちた梅の、なんとも芳しい香り。
背の高いハルジオンより、さらに背の高いジャンボニンニクが「こんにちは」。
春。
あんなに道を彩っていた菜の花は、
もう種をつけて、新しい命を土に落としていました。
あぁ、天地の循環って、こういうことか。
そう思わずにはいられませんでした。
そしてふと思うのです。
「この循環に、自分もちゃんと繋がってるんだな」って。
そう。
そこのあなたも、この天地の流れの一部です。
天地の間に生き、天地の毛布に包まれている。
……なんて書いても、うまく伝わらないかもしれない。
この「当たり前のすごさ」に目が向きづらい、
そんな時代を私たちは歩いているのかもしれません。
ひろのぶ先生