ポエム

ほっと…あたたかい会話を

hosokawa

わたしには、親がいません。
もちろん、産みのおやは、いるのですが……

目をみて、話したこともなく。
あたたかい思い出が、ありません。

——ひとつも

いつも目をそらされ、嘘をつかれ、さげすまれた記憶だけが…
心にうず高くつまれ、のこっています。

わたしは、それでも師匠と出会わせていただいて
愛にふれ・・・助けていただきました。

”こんなわたしでも、助かったのだから・・・”

いつも、頭の中には、相談者の方のお顔が思いうかびます。
みな孤独にくるしんでおられます。

——せめて、わたしだけでも

あたたかい会話を。
あたたかい思い出を。と、思うのです。

——せめて、わたしだけでも

あたたかいおやとして、深くわかってあげたい。
深くかかわってあげたいと、思うのです。

あたたかい会話の中でしか、心はいやされることは、ないのです。

ひろのぶ先生

ABOUT ME
ひろのぶ先生
ひろのぶ先生
長い間、実家である平戸教会から離れ、福岡の中心街で広告代理店を経営し順調に業績をあげていたが、数年後あっという間に倒産に追い込まれる。燃え尽き症候群、社会不安性障害に苦しみ、死んだように生きていた。 そんな中、恩師によって助けられ、生きづらさの根底にあった幼少期から受けてきた家庭内暴力に向き合う中で一筋の光を見出す。 自分が命を助けられたお取次によって、人を助けたいと神様に願う日々を送っている。 現在、「死にたい」と泣いている方のお話を、日々聴かせていただいております。
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