ポエム

自分ってなんだろう?落ち葉を拾うように

hosokawa

近所の柿の木。
立派な落ち葉を一つ拾って、その葉脈の深さに感動します。
おじいちゃんみたいなシワ。

永遠のテーマ。
自分ってなんだろう?

40歳を過ぎて、その答えを一つ一つ集めています。
その営みが、なんだか、落ち葉ひろいみたいで、面白い。

一つ、一つ、
手に取り確認しながら、
拾い集める。
みる。観察する。

自分ってなんだろう?

いやぁ〜、アダルトチルドレンの悲しい性でしょうか。
肉親から愛されなかった心の空洞は、
何をしても満たされず、ぽっかりと空いたまま。

ただ、その空いた穴に
手を当て、声を聴けるようになった40代。
その生きやすさは、天と地ほどです。

穴はある。
しゃーない。
涙も枯れ落ちた。
しゃーない。
それを愛しいと抱きしめてくださる神様と親先生がいらっしゃる。

その小さな温もりを体全体に抱きしめて・・・・
温かい。それが、私の信心。

いかんともし難い
孤独感に向き合う日々と
秋の木枯らしは絶妙にマッチしていて
風情があって、とっても趣深いのでした。

細川

ABOUT ME
ひろのぶ先生
ひろのぶ先生
長い間、実家である平戸教会から離れ、福岡の中心街で広告代理店を経営し順調に業績をあげていたが、数年後あっという間に倒産に追い込まれる。燃え尽き症候群、社会不安性障害に苦しみ、死んだように生きていた。 そんな中、恩師によって助けられ、生きづらさの根底にあった幼少期から受けてきた家庭内暴力に向き合う中で一筋の光を見出す。 自分が命を助けられたお取次によって、人を助けたいと神様に願う日々を送っている。 現在、「死にたい」と泣いている方のお話を、日々聴かせていただいております。
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