ポエム

ゆったりと、ゆるやかに。

hosokawa

本当に深い苦しみを抱えている方は、往々にして「理解される」ということに恐怖や抵抗を感じています。

「理解されてたまるか」という反発や、「あなたに何がわかるのか」という怒りさえあるものです。

他者からの「理解してあげる」という姿勢は、時に上から目線に感じられ、苦しみを単純化されたり、安易に解決策を提示されたりすることへの拒絶感につながります。深い痛みや複雑な感情は、他者に本当の意味で理解されることはないという諦めや孤独感も同時に存在するのです。

だからこそ、理解しようと躍起になるのではなく、ただそこに寄り添い続けるという行為には大きな力があります。言葉や理解を超えた「存在」そのものが、時に最も強い支えとなります。何も言わなくても、何も分かろうとしなくても、ただそこにいることで相手の尊厳を認め、孤独を和らげることができるのです。

沈黙の中にこそ、時に最も深いつながりが生まれることがあります。

そんな思いを、この「ひろのぶ先生の命の相談」には、込めています。

ゆったりと。
そして、ゆるやかに。
お話を聴かせていただきます。

ただ傍にいることの力を――私は信じています。

親先生

ABOUT ME
ひろのぶ先生
ひろのぶ先生
長い間、実家である平戸教会から離れ、福岡の中心街で広告代理店を経営し順調に業績をあげていたが、数年後あっという間に倒産に追い込まれる。燃え尽き症候群、社会不安性障害に苦しみ、死んだように生きていた。 そんな中、恩師によって助けられ、生きづらさの根底にあった幼少期から受けてきた家庭内暴力に向き合う中で一筋の光を見出す。 自分が命を助けられたお取次によって、人を助けたいと神様に願う日々を送っている。 現在、「死にたい」と泣いている方のお話を、日々聴かせていただいております。
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