信じたい心が 戻って来る…和田アキ子「あの鐘を鳴らすのはあなた」
hosokawa
ひろのぶ先生の命の相談
ある春の日
[Verse1]
二十歳を迎えた
ある春のこと
私はどうにも
進めずにいる
別にいいけれど
あの人に聞いてみたい
「私を産んで幸せでしたか」
[Verse2]
記憶の糸を
手繰り寄せても
私はどうにも
進めずにいる
別にいいけれど
あの人に聞いてみたい
「私が生まれて嬉しかったですか」
[Chorus]
自分を思うと
いつも深い霧の中
心の奥底に
ぽっかりと空いた穴
許したいけれど
許せない
そんなことも忘れてしまった
だけど、聞いてみたい。
「私を産んで幸せでしたか」
「私が生まれて嬉しかったですか」
[Verse3]
見知らぬ街の
アパートの前
鼓動が刻む
再会の瞬間
別にいいけれど
少し怖い
聞きたいけれど
聞くのが怖い
[Verse 4]
響くチャイム
溢れる想い
とまどい
扉が開く
震える唇で
「私です」
[Chorus]
自分を思うと
いつも深い霧の中
心の奥底に
ぽっかりと空いた穴
許したいけれど
許せない
そんなことも忘れてしまった
だけど、聞いてみたい。
「私を産んで幸せでしたか」
「私が生まれて嬉しかったですか」
[Outro]
とまどう私に
あなたは言う
「幸せに決まっている」
「嬉しかったに決まっている」
別にいいけれど
「じゃあ、なんで?」
でも「聞けて良かった」
それでよかった さようなら